こんにちは!Scientia代表の戸澤諄也です!
以前のブログで勉強スケジュールの立て方を話しました!そこでは,「反省→実行」のサイクルを何度も繰り返すことが大事だと話しました.
今回は,じゃあ具体的にどう反省すればいいのかについて話していきます!
これは,弊塾で行っている4Aサイクルのことになります.4Aサイクルとは,いわゆるPDCAサイクルをより充実させたものとなっている,Scientia独自のサイクルです!
このサイクルを知り,自分にあった勉強法を確立しましょう!
4Aサイクルについて!
PDCAサイクルとの違いは??
冒頭で少しふれたように,有名なサイクルの一つにPDCAサイクルがあります.これは,
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(評価)
- Action(対策)
の4つの頭文字をとったものになります.つまり,計画(Plan)した後に実行(Do)し,その実行したことを評価(Check)し対策(Action)を練る,という1連の流れのことです.
このPDCAサイクルは,持続的な改善と効果的な問題解決が可能だと言われています.
しかし,このPDCAサイクルには欠点があると私は考えています.それは,「どうPlan,Checkするのかが薄い」という点です.つまり,このPDCAサイクルを回そうと考えても,何をすればいいのか分からない状態になりうるのです!
それを改善したものが4Aサイクルです!
4Aサイクルの中身は??
早速,4Aサイクルの中身を見ていきましょう!
4Aサイクルとは,
- Assess(現実評価)
- Analyze(問題分析)
- Advocate(解決案の提案)
- Act(実行)
の4つのAから始まる英単語から成り立っています.
先のPDCAサイクルと見比べてみても,実行までに3つのプロセスを踏んでいる点が違うことが分かるでしょう.
弊塾Scientiaでは,私たち現役京大生が生徒と1対1でこの4Aサイクルを回していくことで,1人1人にあった勉強法・スケジュール法を確立していきます!
実際に4Aサイクルを回してみよう!
Assess(現実評価)
それでは実際に4Aサイクルを回してみましょう!
まず,Assess(現実評価)の項からです!
この段階では,書いてある通り自分がしたことを評価していきます.例えば,
- 勉強の量はどうか?
- 予定通りすすんだか?
- 勉強の質はどうか?
- 他の科目との兼ね合いはどうか?
- 使っている問題集のレベル感はどうか?
などの客観的な事実のみを考えます.ここで大事なのは,理由はさておきこの2週間はどうであったかということです.
多くの生徒を見てきましたが,このような現実評価をする際に,「〇〇だったので,△△でした」と自分の思う理由を付け加えて言うことが多いです.さらに,この理由というのが言い訳程度のものでしかないことがほとんどです.この生徒が言う理由は,非常に主観的でさらに自分に都合のよいものになっていることが多いです.そうすると,何が原因なのかを間違えて捉えてしまうことになり,反省を生かすことができません.
そのため,この段階では客観的な事実のみをまず並べることが重要です.
Analyze(問題分析)
Assessで客観的な状況を整理したら,次に行うのはAnalyze(問題分析)です!
この段階では,読んで字のごとく問題分析を行います.それは,前段階のAssessで並べた客観的な事実に対する問題分析です.
例えばAssessで「予定表どおりいかなかった」というものがあれば,これに対する原因分析は,
- 目標を高く設定しすぎた
- 急な予定が入ってしまった
- 体調不良になってしまった
- 怠惰さが出てしまった
- 自分のレベルを大幅に超える問題が多かった
などがパッと出てきます.さらに,これらの原因をさらに追究すると,
- 目標を高く設定しすぎた
- 自分の立ち位置を客観的に理解できていない
- 急な予定が入ってしまった
- 柔軟に対応できる予定表の立て方ができていない
- 体調不良になってしまった
- 怠惰さが出てしまった
- 怠惰さを考慮した対処を考えられていない
- 自分のレベルを大幅に超える問題が多かった
- 自分のレベルを客観的に理解できていない
などが出てきます.もちろん,これのどれかが当てはまるのか,複数が当てはまるのかは個々人に依ります.
こうして,客観的な事実に対して,できるだけ客観的な原因を分析していきます.ここで大事なのは,誰かと話すことで原因が見つかりやすくなる,という点です.もちろん自分だけでもできることもありますが,先にも述べた通り,主観的なものというのは得てして盲目的です.なので,誰か第3者と話すことは非常に大事になります!
Advocate(解決案の提案)
そして次に行うのが,Advocate(解決案の提案)です!
この段階では,前段階で出した問題分析に対して,どのように解決するのかを提案しまくります!ここで大事なのは,実行するかどうかはさておき,色々な解決案を出すことです!
というのも,パッと思いつく解決案というのは,もう既に自分が実践していたものの可能性が高いからです.既に実践したことがあるのに,また同じミスをしてしまっているということは,その解決策は合っていないのかもしれません.
そこで,「色々な解決案を考える」というスタンスでいると,「どうやれば解決できるか」について深く考えるようになります!
例えば,先に述べたAnalyzeの内,
- 怠惰さが出てしまった
- 怠惰さを考慮した対処を考えられていない
が原因であったとすると,その解決案として
- 怠けてしまった場合の対処
- なんかしらのペナルティーを用意する
- 怠けさせない対処
- 毎日何をやったのかを講師に報告する
- やることによるボーナス
などが挙げられます.
Act(実行)
そして最後は,Act(実行)です!
ここでは,前段階のAdvocate(解決案の提案)で考えた解決案の中から,自分が実行可能なものを選びます.
例えば,「ペナルティーを課されるのが嫌」であれば,それではない「毎日やったことを講師に報告する」を選びます.
そして選んだものを次の2週間に実行し,2週間後にもう一度Assess(現実評価)から4Aサイクルを回します!
こうして,自分に合った最適な勉強法が確立されていきます!!
弊塾Scientiaでは,この4Aサイクルを生徒と講師とで1対1の面談をして回していきます.講師は現役の京大生であり,最難関大学を合格した経験から必ずあなたにあった勉強法を見つけ出します!
気になるかたは是非お問い合わせを!
Scientia
住所:京都府京都市左京区
電話番号:090-6185-0274
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