勉強スケジュールを立てるのが苦手...そんな人に!

query_builder 2023/12/15

こんにちは!学習塾Scientia代表の戸澤諄也です!


今回は,勉強スケジュールの立て方についてお話します!

どれだけやる気にあふれていても,勉強のスケジュールを立てられなければ意味はありません.それに,勉強スケジュールを立てたとしても,そのスケジュールが目標を達成できるものでないと意味がありません.

こういったこともあり,実際に私が見てきた生徒の中にはスケジュールを立てるのが苦手な子も多くいました.


スケジュールを立てる力を培うことで,より効率のいい勉強方法を見つけましょう!


スケジュールは必要?

スケジュールを立てるメリット!

とはいえ,スケジュールを立てることがそんなに重要なの?と疑問に思う人もいるでしょう.

そこでまず,スケジュールを立てることのメリットを紹介します!


私の思う,スケジュールを立てるメリットには以下が挙げられます!


  1. 無駄な時間が減り効率が上がる
  2. 科目ごとのバランスがとれる
  3. 長期間にわたってモチベーションの維持ができる

まず1については言うまでもないですが,やることを事前に決めておくことでだらだらと無駄に時間を費やしてしまうことが少なくなります!

そのため,勉強の効率が大幅に向上します.高校生は学校や部活などに時間が多く割かれるため如何に時間をうまく使うが大事になります.その点,スケジュールを立てるメリットは大きいです!


また,人間だれしも好きな科目と嫌いな科目があります.私の場合は数学がとても好きでしたが,英語がとても嫌いでした笑

すると,好きな科目には多くの時間を使うけども嫌いな科目には時間をほとんど使わないという事態に陥りやすくなります...その点,スケジュールを立てれば好き嫌い関係なく勉強をする必要が出てきます!


最後に,勉強のモチベーションを維持できるのもスケジュールのメリットです.常に目標と照らし合わせてスケジュールを立てれば,常に目標を意識することができます.長い受験勉強ではいかにしてモチベーションを維持するかも大事になっていくので,このメリットは非常に重要です!

デメリットはあるの?

では逆に,スケジュールを立てることのデメリットはあるのか?と思いますよね.私が思うデメリットは,


  1. 柔軟性が失われる
  2. 自己嫌悪につながることもある
  3. 過度に高い目標を掲げてしまうとオーバーワークにつながる

が挙げられます.


スケジュールを立てると,事前にやることを決めてしまいます.そうすると,急な体調不良や学校の課題に対応できる柔軟性が失われてしまいます.一度計画倒れになってしまうと,そこからズルズルと怠惰になってしまうので,要注意です!


また,自己嫌悪につながりやすいこともデメリットに挙げられます.これは柔軟性が失われることにもつながりますが,一度計画倒れすると

「やっぱり私ってだめだな...」

といった自己嫌悪につながりやすいです.するとモチベーションの低下を招き,勉強効率はぐっと低下します.


そして一番多いのが,最初にかかげる目標が高すぎてしまうことです.もちろん,高い目標に向かって頑張ることは大事ですが,自分のキャパシティーも考慮に入れなければなりません.オーバーワークの勉強習慣は決して長く続くものではありません...

スケジュールは立てるべき!

以上,スケジュールを立てるメリット・デメリットを挙げてきましたが,私の結論としてはスケジュールは立てるべきです!


というのも,やはりメリットが大きいからです.

長く生徒を見てきましたが,勉強スケジュールを立てていないことで,結局何もやれていない生徒が多いです.デメリットはありますが,やはりスケジュールを立てて勉強サイクルを作ることが大切です!


とはいえデメリットを丸っと無視することはできません!上で挙げたデメリットって,皆さん経験されたこともあると思います.

ですが,このスケジュールを立てるデメリットはスケジュールの立て方次第で克服できるんです!

なので実はデメリットもあってないようなものなのです.この部分を詳しく見ていきましょう!

Scienita流スケジュールの立て方!

目標設定会議をしよう!

まず,目標設定会議を行いましょう!

会議と言っても,自分の中で討論でも構いません!

大事なのは,


  • 定量的(数値で測ることが可能)な目標を意識すること
  • 長,中,短期と区間を分けてそれぞれの目標を設定すること
  • 理由をもって目標を定めること


です!


おおざっぱに「京都大学に合格したい!」でも立派な目標ですが,より「共通テストで8割以上,京都大学2次試験の数学で最低6割をとる」と目標にしたほうがいいです!

というのも,自分の現在位置と目標との離れ具合を客観的に理解するためには,何か数値で測れるものが必要となるからです!その点,模試の偏差値やテストの点数などを目標にすることは非常に大切です.


また,目標を細かく期間で分けることも大切です!

上に挙げたような「共通テストで8割以上,京都大学2次試験の数学で最低6割をとる」という目的は,最終的な目標にすぎません.では,この目標を達成するには高3の夏休みにはこの状態になっていてほしくて,さらにそうなるには高2の終わりまでにこうなってないといけない,という意識が必要です.



反省→実行のサイクルを何回もまわそう!

目標を長・中・短期で細かく分けたら,自分がすべきことはおのずと見えてきます.そこで次に行うのは,「反省→実行」を何度も繰り返すことです!


目標を立てたときの心情はやや興奮気味であり,本当に達成可能なのかがあまり議論できていません.そのため,実際にやってみると自分のキャパシティーをこえてしまっていたり,逆に少なすぎたりします.


そこで,2週に1度自分のしたことを振り返って反省することが大切になります.


ここで大事なのは,

  • 反省
  • 2週

という2点です.


言葉遊びかもしれませんが,後悔というのは過去を変えようと願う言葉で,反省というのは未来を変えようと願う言葉です.自分が決めた目標に沿って勉強したら無理だった...そんな事態は往々にしてあるものです.そこで「なんであんな目標立てちゃったんだろう...」と後悔してしまうと,それでは何にも意味がありません.なぜなら,その思考にはなんら生産性がないからです.

なにか壁にぶち当たった,不満を感じた...などの状況は,自身が成長するチャンスです.つまり,自分に何が足りないのか,どうすればよいのかを考える反省の機会になるからです!


また,2週間というのも実は意味があります.人は2週間つづけることで習慣化することができる,と言われています.逆に言えば,2週間も続かなかったのは自分に合っていない勉強サイクルの可能性があります(もちろん,自分の怠惰が大きくかかわっている可能性もあります).なので,2週間を区切りとして反省をするのがベストなのです!


そしてこの反省をした後,実行してさらに反省,実行,反省,...を繰り返すことで,自分にあった勉強法,スケジュール法が確立されます!

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